ぎっくり腰を予防するには?
普段から腰をかばうという意識をもつようにしましょう。
寝るときは、少し硬めのベッドやフトンに寝ましょう。
上を向いて寝るときは、膝を軽く曲げてその下に枕などを入れて腰椎(腰骨)の反り返りを防ぎます。
横向きで膝を軽く曲げて寝るのもオススメですが、うつぶせで寝るのは良くありません。
また、起き上がる時は、まず横向きになり、次いで手をついて起き上がるようにします。
腰をかける際には、硬めの背もたれ付き、肘掛付きの椅子に座り、深く腰かけ背中を密着させます。
座面の高さは、股関節と膝が無理なく曲げられる程度が良く、長い時間の座位は避けましょう。
立ち上がる際には、肘掛に手をついて、両手・両足で体を押すように立ち上がりましょう。 床から物を持ち上げる際には、まず、膝を十分に曲げて荷物を体に近く持ち、 立てひざをして立ち上がるようにしましょう。
高い所の荷物の上げ下ろしは、腰椎(腰骨)の反り返りを防ぐために、背伸びをせずに踏み台を使用しましょう。
洗面の際は、膝・股関節を軽く曲げるようにしましょう。また、腹這いになって本を読む、横になって片肘をついてテレビを見るなど無理な姿勢は避けましょう。太り過ぎないよう配慮することも必要です。
女性は、ハイヒールなどはできるだけ避け、歩きやすい靴を履きましょう。