空気清浄の浄化スピード
空気清浄機は、その本体に室内の空気を吸い込んでフィルターでろ過する仕組みですので、「いかに室内の空気を効率よく吸い込むか」が重要です。
■適用床面積=清浄スピードの目安
カタログには「適用床面積○畳(○○m2)」という表記がされています。
この数値は日本電機工業会で定められており、「5本のタバコを吸ったときに相当する空気の汚れを、30分できれいにできる広さ」を表しています。
この数値は「清浄スピードの速さ」の目安ですので、数値が大きければ大きいほど、早く室内が快適になるということです。
できるだけ短時間で室内をキレイにしたいなら、この数字が大きいも のを選びましょう。
■風量の数値が大きいほど速く循環してくれます。
最大風量(m3/分)の数値が大きいほど、速く空気が循環するのですが、あくまでも循環できる風量なので、「風量=キレイな空気の供給量」とは限りません。
浄化スピードは適応床面積で把握できるので、この数値は念のためのチェックしておく程度で良いでしょう。
■吸引力だけではなく、気流もチェックしよう。
吸引力は大事なポイントですが、本体から遠く離れた部屋の隅の空気が本当に吸い込まれているのかは疑問です。
いくら「吸い込む力」が強くても、室内の空気が上手く流れてくれなければ、遠く離れた隅の空気は吸い込めない可能性があります。
このため、空気の循環をうながす「気流設計」を確認しましょう。
室内の空気が上手に流れるための気流設計がされているかを、しっかりチェックしましょう。
部屋に気流が起きやすい方が、より効率良く、室内の空気を浄化できると言えるからです。