空気清浄機のタイプ

空気清浄機は、チリや埃を集じんする仕組みに応じて、大きく二つに分類されます。

■ファン式

モーターでファンを回して空気を吸い込み、その空気をフィルターでろ過して汚れを除去する方式で、国内の大手メーカーの機種はたいていがこの方式を採用しております。

ファンを使って空気を強制的に循環させるため、その分、集じん力はありますが、ファンの運転音による騒音が発生します。

また、微細なホコリやチリを濾すためにはフィルターの目が細かいほど良いのですが、その一方で、目が細かくなればなるほどファンのパワーが必要になるため、風量とフィルター性能のバランスが重要となってきます。

■電気(イオン)式

物質は、+(プラス)がー(マイナス)の電気に引き寄せられる性質を利用して、高圧放電により、チリやホコリを帯電させて集じんする仕組みです。

ファンを使わずに、イオンの流れだけで集じんするタイプは、どうしても、集じん力が弱くなりがちですが、音が静かなので、寝室や赤ちゃんの部屋などに適しているといえます。

■ファン式+電気式の併用型

ファンで空気を循環させると同時に、電気集じんとフィルターを併用して、集じん力と大風量の両立をしているタイプで、特に、愛煙家には人気の機種です。

 

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