葉酸とは
葉酸は水に溶ける水溶性ビタミンの一つで、ビタミンB群に属しております。
葉酸が最初に抽出されたのはホウレン草からですが、野菜の葉部にも多く含まれていることから「葉酸」と呼ばれるようになりました。
この葉酸は、牛乳など多くの食品に含まれていますが、特に多いのは、レバー、なばな、モロヘイヤ、ホウレン草、ブロッコリーといった緑黄色野菜やイチゴなどです。
なお、葉酸は水や熱に弱いため、調理すると含有量が半分程度になる場合があります。
また、グレープフルーツはジュースにすると葉酸が減少してしまいます。
このため、特に、野菜嫌いの人や、妊娠のつわりで食欲がない人は、葉酸サプリメントなどで補うのが効果的です。
また、葉酸を多く摂取しすぎると、その余剰分は、尿や汗などから排出されるために、とても安全性が高いのが特徴です。
だからといって、必要以上に過剰摂取するのは、決して好ましいことではなく、1日1,000μg以上の摂取は避けましょう。
ただし、妊娠時に必要な葉酸の摂取量は約400μgです。