男性不妊の原因と治療
男性不妊の原因としては、造精機能障害、性感染症、性機能障害(ED)などがあります。
造精機能障害は、乏精子症や無精子症といった、精巣内で健全な精子をつくり出せない、あるいは、極端に精子の数が少ないといった症状で、こういった状態では、女性が妊娠することはとても難しくなります。
精路通過障害は、精巣で正常に精子が作られても、その通り道に障害があって、精液の状態が悪くなるという症状です。
この場合も、自然妊娠は難しいといわれています。また、性機能障害(ED)は、心因的な要因が大きく関係しているといわれています。
機能性疾患による男性不妊は、加齢や糖尿病などの疾患によって精子数の減少や運動能力が衰えてしまうもので、これも、妊娠の確率は下がってきてしまいます。
これらの疾患は、根本的治療により改善することもありますので、専門医による検査を受け原因を特定することをお勧めします。
男性不妊の治療法は、ホルモン剤などの薬物療法が中心となりますが、外科的手術で治療をおこなう症状もあります。