頭皮の皮脂の働き

頭皮の皮脂は、毛乳頭と表皮の中間あたりに位置する皮脂腺という器官から分泌されておりますが、皮脂腺の数は、多いといわれる額から鼻先にかけてのTゾーンの2倍以上あります。

すなわち、頭皮から分泌される皮脂の量は、おでこ部分の2倍以上もあるのです。

一般的に皮脂は、髪の毛にとって悪い影響を及ぼすと言われておりますが、この皮脂には重要な役割があります。

皮脂は汗と混ざることによって皮脂膜へと変化し、髪の成長を促す、肌を外部の刺激から保護する、水分蒸発量を抑制する、紫外線によるダメージを和らげるなどの役割を果たしております。

このため、皮脂が不足すると皮脂膜が十分に機能しなくなって様々な肌トラブルの原因となります。

最近、洗浄力(脱脂力)が強すぎる洗浄成分を使ったシャンプーが敬遠されているのは、このためなのです。

しかし、皮脂は時間が経つと酸化して過酸化脂質になって、皮膚への刺激物となるだけでなく、毛穴に皮膚の角質や汚れ、皮脂の詰まりによって雑菌が繁殖してしまう可能性があります。

また、皮脂の分泌量が多くなると、刺激物が多くなって頭皮がべたついて、ホコリや雑菌がくっつきやすくなって頭皮環境を悪化させて、抜け毛や薄毛の原因にもなりますので、適度に洗浄(シャンプー)をする必要があります。

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