発毛剤・育毛剤の起こりうる副作用

発毛剤と育毛剤は効果が期待できる反面、使用例の約10％以下ですが、副作用が生じることがあります。

それぞれにどのような副作用があるか理解することで、薄毛や抜け毛の症状悪化を防ぐことが可能となります。

■発毛剤はEDや動悸などの副作用

医薬品である発毛剤は育毛剤に比べて、良い効果も副作用も人体に及ぼす影響が大きいです。

発毛剤は薄毛が改善されたという多くの報告がある反面、様々な副作用が生じることがあります。

発毛剤で発症する可能性のある副作用の代表的なものは、EDなどの男性機能の低下、心臓（胸）の痛み、動悸、心拍数の上昇です。

しかし、副作用が起きる確率は低いのであまり悲観的になる必要はありません。

副作用のリスクを避け、効果を実感するためにも使用適用量を守って使用しましょう。

■育毛剤は痒みや湿疹などの皮膚トラブル

育毛剤は医薬部外品に分類されており、「人体に対する作用が緩和なもので、機械器具等ではないもの」と定義されています。

そのため、育毛剤は重篤な副作用が起こることは極めて少ないと考えられます。

育毛剤で発現する可能性のある副作用は、頭皮のかゆみ、頭皮の赤み、かぶれや湿疹などがあります。

育毛剤に含まれるアルコール成分などにより、こうした皮膚トラブルが起こるリスクもあります。

事前にパッチテストを行うことや、使用方法をよく読むことで皮膚トラブルが起こるリスクを回避することが出来ます。