医薬品の育毛剤は発毛剤(発毛促進剤)のこと

医薬品は、厚生労働省が認めた病気の治療に効果があるとされる有効成分を配合しているものです。

日本では、発毛効果のある有効成分が配合されているものは発毛剤と呼ばれており、育毛剤には分類されていません。

発毛剤はAGAなど薄毛の治療を目的としており、今生えていない髪の毛を生やす効果が期待できます。

国が認めた発毛成分は「ミノキシジル」「フィナステリド」「デュタステリド」の3つです。

「ミノキシジル」は、外用薬・内服薬どちらもありますが、フィナステリド・デュタステリドは内服薬のみです。

内服薬は頭皮だけでなく体全体の体毛が増える傾向がありますが、かゆみ・頭痛・浮腫・性欲減退・勃起不全などの副作用をともなう場合もあります。

「ミノキシジル」を配合した頭皮に直接塗布する外用薬は炎症を起こす場合もありますが、内服薬に比べ副作用は弱い傾向があります。

医薬品である発毛剤は医師の処方がないと購入できません。

使用回数や使用方法、1日の使用量などには決まりがあり、これを守らないとトラブルが起きてしまう可能性があります。

また誰でも希望すれば処方されるわけではなく、持病の有無や年齢、性別によっては処方してもらえないこともあるため、注意が必要です。

 

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