頭皮の状態に応じた育毛シャンプー選び

敏感肌や乾燥肌など、デリケートな頭皮には低刺激なシャンプーがおすすめです。

このため、アミノ酸系の洗浄成分を使用したシャンプーを選ぶことが大切ですが、そのほかの添加物にも注意が必要です。

香料や着色料など、特に必要のない成分は極力避けたほうが無難です。

アルコールは殺菌作用があるため、シャンプーに配合されることが多いのですが、頭皮が乾燥しやすいため、出来ればアルコールフリーのものを選んだ方が良いでしょう。

また、加齢臭対策などで配合されているメントールなども、頭皮状態によっては刺激となってしまいます。

女性用として開発された育毛シャンプーは、比較的低刺激を意識しているので、男性でも、女性用をメインに選んでみるのもひとつの方法です。

普通肌や脂性肌の方は、しっかりと皮脂の汚れを落とせる、洗浄力を持ったシャンプーを選びましょう。

洗浄力が優しすぎて汚れが落としきれないと、毛穴が詰まってしまって、頭皮トラブルを引き起こしてしまいます。

だからといって、石油系や石けん系のように洗浄力が強すぎる界面活性剤を使用したものはNGです。

あくまでも、アミノ酸系の洗浄成分を主体としたものを前提として、なおかつ洗い上がりの保湿力もそれなりに必要です。

特に、育毛シャンプーはノンシリコン処方のものが多いので、洗髪後のきしみが気になる方は、天然オイル配合のものなどを選ぶとよいでしょう。